「何度教えてもトイレを失敗してしまう…」
そんな悩みを抱える飼い主さんは少なくありません。
でもご安心を。
マルポメの性格を理解し、適切な環境と対応を整えれば、必ずうまくいきます。
この記事では、初心者でも実践しやすいマルポメ向けのトイレトレーニング方法を、ステップごとにわかりやすくご紹介します。
マルポメのトイレ失敗、なぜ起きる?
まだ習慣が身についていないだけ
子犬のうちは、「ここでトイレをする」という感覚がまだ育っていません。
失敗は叱るべきことではなく、学びの途中と考えましょう。
設置場所がわかりづらい・遠い
トイレの場所が部屋の隅や隠れた位置にあると、犬が見つけづらいことがあります。
特に、行動範囲が広すぎると混乱のもとになります。
不安やストレスで集中できない
来客や物音、環境の変化などにより、安心して排泄できない状況が続くと、失敗につながることも。
静かな環境づくりも大切です。
叱られて逆に混乱してしまう
トイレに失敗したときに叱られると、「トイレ行動=怒られる」と誤解してしまい、我慢したり隠れて排泄するようになる恐れもあります。

トイレ成功率を上げるポイント
サークル内にトイレスペースを設ける
広すぎる空間は混乱の元。
最初はサークル内で寝床とトイレを分けて設置し、行動範囲を限定することで学習を促します。
排泄タイミングを見極める
起床後・食後・遊んだ後などはトイレトレーニングのチャンス。
タイミングを見てトイレに誘導することで、成功体験が積み重なります。

ボクは【ワンツー】っていう掛け声で、ちゃんとトイレでできるようになったんだよ🐾
成功直後にその場でしっかり褒める
排泄が成功した瞬間に、声のトーンを上げてしっかり褒めることで「ここでしていいんだ」と学習が進みます。
ごほうびを添えるのも効果的です。
失敗しても叱らず静かに片づける
失敗したときは無言で静かに片付けるのが基本。
感情を見せず、次の成功に向けて冷静に対応しましょう。

こんな工夫でさらに安心!
においで覚えやすくする(前回の排泄物の跡)
前回の排泄物のにおいを少しだけシートに残すことで、同じ場所での排泄を促すことができます。
寝床とトイレは分けて配置する
犬は基本的に寝床では排泄を避ける習性があります。
トイレはなるべく寝床から離して配置しましょう。
夜間や外出時にはシートを複数枚用意
留守番中や夜間には、トイレの選択肢を増やすために複数のシートを用意するのも一つの方法です。
うまくいかないときは一度原点に戻る
いったんトレーニングが崩れた場合は、サークルや範囲の制限を含めて初期の方法に戻ることが有効です。
焦らず、もう一度ステップを踏みましょう。

まとめ
- 子犬のトイレ失敗は学習途中。叱らず対応することが大切
- トイレの設置場所はわかりやすく、行動範囲を絞ると効果的
- 排泄のタイミングを見極め、成功体験を増やす
- 成功したらすぐに褒め、失敗は感情を出さず片づける
- においや配置など環境づくりもポイント
- うまくいかないときはステップを戻して再スタート
「なかなかうまくいかない…」と感じる時期も、マルポメとの信頼関係を築くチャンスです。
焦らず、やさしく、一歩ずつ成長を見守っていきましょう。