ペット好きのあいだで話題になる2大イベント、「ペット博」と「インターペット」。
どちらも全国から来場者が集まるビッグイベントですが、その内容・規模・雰囲気には大きな違いがあります。
私は2025年開催の【ペット博 in幕張】と【東京インターペット】の両方とも参加してきました。
この記事では、それぞれの特徴を比較しながら、どちらに行くべきかを目的別に解説します!
■ イベントの基本情報を比較
◎ ペット博とは?
- 主催:ペット博実行委員会
- 開催地:年5回、全国の都市(横浜・名古屋・大阪・幕張・福岡)
- 来場者層:ペット初心者から中上級者、ファミリー層、犬連れなど
- 特徴:ふれあい体験・お土産・試供品・買い物イベントなど

◎ インターペットとは?
- 主催:一般社団法人ペットフード協会、一般社団法人日本ペット用品工業会、メッセフランクフルト ジャパン株式会社
- 開催地:東京ビッグサイト(年1回 2025年は4月2日~6日)、インテックス大阪(年1回 2025年は6月13日~15日)
- 来場者層:ペット初心者、ファミリー層、ペットにこだわる中上級者、犬連れ、ショップ経営者や関係者など幅広い
- 特徴:ペット産業の最新トレンドが集まる見本市としての色合いが強い。もちろん一般向けに、お土産・試供品・買い物イベントも。
インターペット東京
インターペット大阪

【インターペット大阪2025情報】
2025年5月13日(火)正午より、前売りチケットの一般販売がスタートしました!
■ 出展内容・規模の違い
ペット博|体験&参加型イベントが中心
- 無料サンプル配布ブースが多数
- トリミングデモ、ドッグイベント、ステージイベント、動物とのふれあいイベントなども実施
- 会場全体に“お祭り感”があり、犬連れで参加しやすい
- こじんまりしていて回りやすい
半日あれば、十分に見て回れます。
見てみたいイベントがあれば、その時間に合わせて来場するのもアリです。
● 2025年 幕張メッセで開催されたペット博のパンフレットと案内図
(実際に配布されたパンフレットのスキャンです)


インターペット|展示・商談・マーケティング重視
- 出展企業は500社以上(海外ブランド含む)
- 商談日(BtoB専用日)もあり、プロ向け製品も多い
- 「見て・知って・試す」が主軸、商品購入もあり
- ペット博に比べると、かなり広く出店も豊富
- サンプルを配布している店舗も多数
- 一日ですべて見るのはかなり困難
出展内容は多岐に渡ります。
見てみたいブースを初めに回ってから、他の出展を見るのもアリです。
パンフレットからも、出展数がペット博より格段に多いのが一目瞭然です。
● 2025年 東京ビックサイトで開催された 第14回インターペット東京のパンフレットと案内図
(実際に配布されたパンフレットのスキャンです)











これから開催!インターペット大阪
第3回 インターペット大阪
会期:2025年6月13日(金)ー 6月15日(日)
10:00 – 17:00
<ビジネス商談日>
6月13日(金)– 6月15日(日)
<一般公開日>
6月14日(土)– 6月15日(日)
会場 :インテックス大阪 1・2・3号館
(万博会場に近いので、道路や電車の混雑に注意!)
※2026年もインターペット東京は開催予定です。
第15回 インターペット東京
会期:2026年4月2日(木)– 4月5日(日)
<ビジネス商談日>
4月2日(木)– 4月5日(日)
<一般公開日>
4月3日(金)– 4月5日(日)
会場:東京ビッグサイト 東1.2.3.7.8ホール
■ 雰囲気・参加者の違い
ペット博|初心者・子ども連れでも安心のフレンドリーさ
- 会場スタッフや出展者の対応も親しみやすい
- 写真スポットあり・軽食も楽しめる
- ワンちゃん大運動会などのドッグイベントも見どころ
- 入場制限や事前登録もなく、気軽に立ち寄れる雰囲気
インターペット|洗練されたトレンド志向の強い展示会
- ファッション、食、テクノロジーなど“意識高め”の展示が多い
- おしゃれな飼い主・高級志向のブースも目立つ
- わんちゃんと記念撮影できるブースも多数
- ペット業界の関係者が多く、情報収集の場にもなる
■ 開催形式とアクセス
比較項目 | ペット博 | インターペット |
---|---|---|
開催地 | 横浜・幕張・大阪・名古屋 など | 東京ビッグサイト、インテックス大阪 |
開催時期 | 年5回 | 年2回 |
入場料 | 前売り1300円 当日1400円 | 1日入場券1,800円 |
ペット同伴 | 全日OK | 一般日はOK/BtoB日は不可 |
再入場 | OK | 条件あり(リストバンド提示など) |
■ どちらがおすすめ?目的別ガイド
- 体験イベント・買い物など気軽に楽しみたい人:→ ペット博がおすすめ!
- 最新トレンドや製品の情報収集をしたい人:→ インターペットが最適!
- 子連れ・ペット連れで安心して回りたい人:→ ペット博のほうがハードル低め
- 高品質・高価格帯の商品をじっくり見たい人:→ インターペットに向いています

■ まとめ|両方行くのもアリ!
ペット博とインターペットの違いとは?どっちに行くべきか徹底解説!のまとめです。
- ペット博は「体験・ふれあい重視」、インターペットは「最新情報・展示重視」の傾向がある
- ペット博は幕張、横浜、福岡、名古屋、大阪の5都市で開催され、犬連れで参加しやすいカジュアルな雰囲気が魅力
- インターペットは東京と大阪、2都市での開催で、規模も情報量も圧倒的
- グッズやサンプル配布の傾向も異なり、目的に合わせた選択が重要
- 来場者層も異なり、ファミリー層が多いのはペット博、一般客に加え業界関係者も多いのはインターペット
- 犬連れ初心者にはペット博、最新トレンドを知りたい人にはインターペットがおすすめ
- どちらも事前情報収集と計画的な回り方で、満足度が大きく変わる
どちらも魅力的なイベントですが、「体験と交流のペット博」「情報と発見のインターペット」という違いを知ったうえで選ぶと満足度が大きく変わります。
可能であれば、両方参加して“ペットライフの幅”を広げてみるのもおすすめです!