ふわふわで愛らしいマルポメと暮らしたい。でも、「しつけはうまくできるかな?」「毛のお手入れって大変?」と、はじめての方には気になることも多いですよね。
この回では、マルポメとの暮らしをスタートするために知っておきたい基本的な飼い方としつけのポイントを、できるだけやさしく丁寧にお伝えします。
これからマルポメを迎える方も、すでに一緒に暮らしている方も、ぜひチェックしてみてくださいね。
室内飼いの基本と環境づくり
生活スペースの工夫
マルポメは小型犬なので、基本的には室内飼いが推奨されます。
部屋の一角に専用スペースを作ってあげると、安心して過ごせる居場所になります。
- フローリングには滑り止めマットを敷くと、関節への負担を軽減できます
- クレートやベッドは、静かで風通しの良い場所に
- 落ち着ける環境を整えると、無駄吠えやストレスの軽減にもつながります
お留守番できる?できない?
マルポメは甘えん坊な子が多いので、最初はお留守番が苦手なことも。
- 短い時間から練習し、少しずつ慣れさせましょう
- 飼い主の匂いがついた毛布やお気に入りのおもちゃを置いてあげると安心感UP
- 帰宅時はそっとしておき、「ひとりでも大丈夫だったね」と静かに褒めてあげるのがコツです

お手入れのポイント
毛のお手入れ(ブラッシング・トリミング)
マルポメは、毛の質や長さに個体差が大きいミックス犬です。
- さらさら系(マルチーズ寄り):毛玉になりにくいが絡まりに注意
- ふわふわ系(ポメラニアン寄り):換毛期がある可能性も。こまめなブラッシングを
基本的には週に2〜3回のブラッシングが理想です。
トリミングは1〜2ヶ月に1回を目安に、被毛の状態に合わせて調整しましょう。
歯・爪・耳のケア
- 歯磨きはできるだけ毎日。難しければ、ガーゼやおやつタイプのケア製品からでもOK
- 爪切りは月1回を目安に。散歩量が少ないと自然に削れません
- 耳掃除は週1回〜2回程度。マルポメは垂れ耳気味の子も多いため、湿気に注意
無理やりやるのではなく、少しずつ慣れさせることが大切です。

しつけと接し方
トイレトレーニング
マルポメは賢いので、トイレの覚えも比較的スムーズです。
- 成功したらすぐに褒める!(おやつや声かけでOK)
- 失敗しても叱らず、静かに片づけて次のチャンスを与えてあげましょう
- ケージ内やペットシーツの位置は一貫性を保つと◎
吠え対策や甘噛みのしつけ
ポメラニアン寄りのマルポメは、少し吠えやすい傾向があります。
- 来客時の吠えには、「静かにできたときに褒める」練習を
- 甘噛みをしたら、すぐに手を引いて「遊びが終わった」と伝えると効果的です
“構ってもらえるから噛む”と思わせないことが大切です。
褒め方・叱り方のコツ
- 褒めるときはテンション高めに、短くシンプルに(例:「いい子!」「すごいね!」)
- 叱るときは低めの声で、短く静かに(例:「だめ」)
- 怒鳴る・叩くなどの強い叱責は、信頼関係を壊してしまうのでNGです

🐾我が家のマルポメくんは【ペッツファースト】でお迎えしました🐾
お迎えする前に、飼い方の基本を教えて頂きましたよ😊
子犬・子猫専門ペットショップ|ペッツファースト公式サイト
【全国70店舗以上に展開】ペッツファーストは子犬子猫専門ペットショップです。様々な種類の子犬や子猫達からお気に入りのペットを見つけてください。
まとめ
マルポメの飼い方としつけ入門|初心者が知っておきたい基本ポイントのまとめです。
- マルポメは賢く覚えが早い反面、甘やかしすぎるとわがままになりやすい
- 「褒める・叱る」のメリハリを意識したしつけが重要
- 吠え対策には環境への慣れと安心感を与える工夫が有効
- トイレのしつけは失敗を怒らず、成功をしっかり褒めて習慣化を目指す
- 噛み癖への対応は、噛んではいけない物の区別を教えることが大切
- 一人暮らしでも、しつけと環境づくり次第で快適に暮らせる
- 信頼関係を築くことで、マルポメはより落ち着きやすくなる
マルポメとの暮らしは、しつけもお手入れも“やさしくコツコツ”が基本です。
飼い主の声かけひとつ、接し方ひとつで、愛情と信頼はしっかり育っていきます。
うまくいかない日があっても、「今日はちょっと失敗しちゃったね」「でも明日はまた一緒にがんばろうね」と、そんな気持ちでマルポメと向き合ってあげてください。