マルチーズとポメラニアンのミックス犬「マルポメ」は、見た目はぬいぐるみのように可愛いけれど、中身は意外と元気いっぱい。
「室内犬だし、運動はそこまで必要ないよね?」と思っていたら、ちょっと待って!
マルポメは、適度な運動と遊びをバランスよく取り入れることが、健康にも、しつけにも、とっても大切なんです。
この記事では、マルポメに必要な運動量の目安や遊び方の工夫、やりすぎへの注意点までをわかりやすくご紹介します。
マルポメの基本的な活動レベルは?
マルポメの運動量を考えるとき、まず参考になるのは、親犬であるマルチーズとポメラニアンの性質です。
- マルチーズ:穏やかで室内でも落ち着いて過ごすタイプ。運動量は少なめでもOK。
- ポメラニアン:好奇心旺盛で活発。走るのも大好きで、しっかり遊びたいタイプ。
※ あくまでも一般的には。我が家のマルポメくんは見た目はマルチーズですが、かなり活発
マルポメは、そのどちらの特徴をどれくらい受け継ぐかによって違います。
でも、全体的に見ると、「活発すぎず、でも遊び好き」というバランスのいい子が多い印象です。
また、成長段階でも運動量の目安は変わります。
- 子犬期(〜1歳):短時間でもこまめに動く。好奇心が強く、刺激が必要。
- 成犬期(1〜7歳):一番エネルギーがある時期。しっかり遊びと散歩を。
- シニア期(8歳〜):無理のない範囲で軽い運動を。刺激とリズムが大切。

毎日の散歩はどれくらい必要?
マルポメは小型犬なので、1回のお散歩に長い時間は必要ありません。
目安は1日20〜30分程度。
朝晩に分けて10分ずつでもOKです。
ただし、個体によってはもっと遊びたがる子もいれば、少し歩いただけで満足する子もいます。
大事なのは、「疲れるまで歩かせる」ことではなく、気分転換や刺激を与えること。
匂いを嗅いだり、風を感じたり、他の犬とすれ違ったりすることが、マルポメにとってとても良い刺激になります。

ボクはお散歩大好き!
草があると中に入って遊んじゃうんだ🐾

雨の日や外に出られない日は?
- 室内でおもちゃ遊び
- 廊下を使ったミニラン
- 知育玩具で頭の運動を補う
お散歩ができない日も、室内で“ちょっと体を動かす”ことを習慣にしておくと、ストレスがたまりにくくなります。
遊びと運動のバランスが大事
ただ歩くだけでなく、遊びを取り入れることで、運動の質がグッと上がります。
おすすめの遊び
- 引っ張りっこ:パワーを使うので短時間でも満足感◎
- かくれんぼ:飼い主が隠れて呼ぶと、楽しい“探索”に
- ボール遊び:追いかけて運ぶ動きでしっかり全身運動に
また、最近は**知育トイ(知育玩具)**も人気。
運動+知的刺激になるので、マルポメのように頭がいい子にはぴったりです。
一番のおすすめは、飼い主とのふれあいを含んだ遊び。
「一緒に楽しむ」ことが、心の運動にもなります。

ボクは引っ張りっこが一番好きだよ🐾

運動不足・運動のしすぎ、それぞれのサイン
運動不足のサイン
- 太り気味になってきた
- 無駄吠えが増えた
- 家でやたらと走り回る・イタズラが多くなる
- 退屈そうに寝てばかりいる
こうした変化があれば、運動量を見直すチャンスです。
運動のしすぎのサイン
- 散歩後にぐったりして動かない
- 足をかばうような動き(関節の疲れ)
- 食欲が落ちている、元気がない
小型犬は、骨や関節が繊細です。「元気だからもっと運動を!」は禁物。
様子を見ながら、ちょうどよいバランスを探してあげてください。

まとめ
- マルポメは「活発すぎず、でも遊び好き」なバランス型
- 散歩は1日20〜30分が目安。分けて行ってもOK
- 雨の日や室内でも、軽い運動で気分転換を
- 引っ張りっこ・かくれんぼ・知育トイが効果的
- 飼い主との遊びが、心と体の健康を支える
- 運動不足ややりすぎのサインに気づいてあげよう
- 年齢や体力に合わせて、無理のない運動習慣を
マルポメとの毎日が、ちょっとの運動とたくさんの笑顔で満たされますように🐾