マルポメの写真を見て「飼ってみたい!」と思ったことはありませんか?
ふわふわで小さくて、愛嬌たっぷりの姿は本当に魅力的です。
でも、ワンちゃんとの暮らしは可愛いだけじゃありません。
この記事では、マルポメを迎える前に知っておきたい「健康・寿命・費用」などのリアルな情報をやさしく解説していきます。
「知らなかった!」で後悔しないために、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
マルポメの健康管理と気をつけたいこと
なりやすい病気や体の弱点
マルポメはマルチーズとポメラニアンのミックス犬。
どちらの親犬からも、健康上の特徴を引き継ぐ可能性があります。
特に気をつけたいのは以下のような症状です:
- 膝蓋骨脱臼(パテラ):小型犬に多い関節のズレ。床が滑りやすい環境は要注意
- 気管虚脱:首輪の引っ張りなどで咳き込みやすい
- 涙やけ:目の下が茶色くなり、見た目や衛生にも影響
小型犬は全体的に体が繊細なので、日常のちょっとした工夫がとても大切です。
日々のケアで予防できること
予防と早期発見が健康管理のカギです。
- 適度な運動で筋肉をつける(室内遊びでもOK)
- 体重管理をすることで関節の負担を軽減
- 歯磨きやブラッシングでトラブルを未然に防ぐ
「ちょっと変かも?」と思ったら、早めに獣医さんに相談しましょう。
小さな変化に気づけるのは、毎日一緒にいるあなただけです。

マルポメの平均寿命とライフステージ
寿命はどれくらい?
マルポメの平均寿命は12〜15年程度といわれています。
個体差はありますが、小型犬は比較的長寿傾向です。
適切なケアと生活環境が整っていれば、18歳近くまで元気に過ごす子もいます。
ライフステージ別の変化とケア
マルポメとの生活は、長い時間を一緒に歩むこと。
その中でライフステージごとに必要なケアも変わっていきます。
- 子犬期(0〜1歳):社会化・トイレトレーニング・甘噛み対策などが重要
- 成犬期(2〜7歳):食事と運動で健康をキープ
- 高齢期(8歳〜):関節・内臓・歯・視力のケアを重点的に
年齢を重ねると性格も少しずつ穏やかに変化します。
「昔より甘えん坊になったな〜」という変化も、愛しさのひとつですね。

飼育にかかる費用のリアル
初期費用(お迎え準備+本体価格)
マルポメを迎えるにあたって、最初にかかるのが初期費用です。
- 生体価格:20万円〜40万円が相場(ブリーダー・血統によって変動あり)
- 必需品の購入:ケージ、ベッド、トイレ、首輪、食器、おもちゃなどで5万〜10万円ほど
- 初期の医療費:ワクチン、健康診断、マイクロチップなど
合計すると、30万円〜50万円程度を見込んでおくと安心です。
毎月かかる費用(フード・病院・トリミング等)
マルポメとの暮らしには、毎月の継続的な費用も発生します。
- フード代:3,000〜5,000円
- トリミング代:5,000〜8,000円(1〜2ヶ月に1回)
- 医療費(定期健診・予防):年間3万〜5万円ほど
月1〜2万円程度が平均的な支出と考えられます。
緊急時・高齢化の医療費も想定して
急なケガや病気、そして高齢になってからの通院・治療費は数万円〜数十万円かかることも。
- ペット保険の加入(月額2,000〜5,000円前後)
- 毎月の医療積立
- 手術費用や介護グッズなどの備え
「かわいいから飼う」だけでなく、経済的にも無理がないかを事前に考えておくことが大切です。

まとめ
マルポメを飼う前に知っておきたいこと|健康・寿命・費用のリアルを解説のまとめです。
- マルポメを迎える前に「なぜ飼いたいのか」を明確にすることが大切
- 初期費用や医療費、トリミング代などの経済的負担も事前に把握しておく
- 留守番時間や生活リズムとの相性を考え、自分のライフスタイルを見直す
- 家族や同居人との合意・協力体制を築くことが、幸せな共生の鍵
- 迎える時期や季節にも配慮し、無理のないタイミングを選ぶのがベスト
マルポメは、可愛いだけじゃなく生きている“家族”としての存在です。
健康・寿命・お金のことなど、リアルな側面にもきちんと向き合うことで、
迎えたあとに“こんなはずじゃなかった”と後悔しないマルポメライフが実現できます。
マルポメと長く、楽しく、幸せに過ごすための第一歩として、
この記事が少しでも役立てば嬉しいです。