マルポメを飼っている人って、実際どんなことを感じているの?
ふわふわで可愛い見た目に惹かれて、「飼ってみたい!」と思う方は多いですが、
実際に暮らしてみると、喜びもあれば戸惑いもあるのが現実です。
この記事では、実際にマルポメと暮らしている私たちの経験や、SNSで見つけた飼い主さんたちの言っていた「よかったこと・困ったこと」をまとめました。
マルポメとの生活をよりリアルに想像できるよう、後半にはエピソードも掲載しています!
この記事でわかること
- マルポメと暮らしてよかったこと
- マルポメと暮らして大変だったこと
- 飼い主のリアルな声
マルポメと暮らして「よかった!」と思う瞬間
癒し効果は想像以上!
マルポメの魅力って?――やっぱりその癒し力に尽きます。
ふわふわの毛並み、くりくりの目、ぴょこぴょこと動く姿…。
まるでぬいぐるみのような見た目に、つい笑顔になってしまう人も多いのではないでしょうか。
しかも、マルポメは性格もとっても人懐っこい子が多いんです。
たとえば、疲れて帰ってきたとき。
玄関のドアを開けた瞬間、
小さな体を揺らしながら全力で駆け寄ってきてくれる姿に――
🐶「ただいまって言ったら、全力で走ってきてくれる。その瞬間がたまらない!」
なんて声もよく聞かれます。
ただそこにいてくれるだけで、疲れがふっと軽くなる。
マルポメは、小さな体で大きな癒しをくれる存在。
一緒に暮らしていると、そんな“しあわせの瞬間”が自然と日常に増えていくんです。
飼いやすさ抜群!ちょうどいいサイズ感と性格
マルポメは、小型犬のなかでもとっても飼いやすいタイプ。
おうちの中での暮らしにもぴったりな、ちょうどいいサイズ感が魅力です。
体重はおよそ2〜5kg前後。
抱っこもしやすく、軽やかでふわっとした手ざわりは、まさに癒しそのものです。
さらにうれしいのは、性格面でも落ち着いている子が多いこと。
「無駄吠えが少ない」「一緒に静かに過ごしてくれる」と感じる飼い主さんも多く、
初めて犬を迎える方にも安心しておすすめできる存在です。
🐶「小さくて、家ではとってもお利口。静かにそばにいてくれるのがうれしいです!」
お散歩はもちろん大切ですが、マルポメは室内でもしっかり運動できるので、
忙しい日や悪天候の日も、無理せずお世話がしやすいのもポイント。
かわいさとおだやかさのバランスがとれたマルポメは、
“犬との暮らし”がはじめての方にもやさしく寄り添ってくれるパートナーです。
家族の会話が自然とふえる“潤滑油”のような存在
マルポメが家にやってきてから、家の中がなんだかにぎやかになった気がする――
そんな声、実はとっても多いんです。
特別な話題がなくても、
「今日はどこで寝てた?」「こんな顔してたよ」「変なポーズしてた!」など、
マルポメを中心に会話がぽんぽん弾むように。
🐶「マルポメが来てから、家族の笑顔も会話も増えました!」
特に、ご夫婦二人暮らし、あるいはご高齢のご家族がいるおうちでは、
マルポメの存在が“共通の話題”であり、“心をほぐすきっかけ”にもなっているようです。
言葉は話せなくても、マルポメの表情やしぐさが、家族の気持ちをやさしくつなげてくれる
そんな、不思議な力を持っている気がします。

こんなところがちょっと大変だった…
マルポメと暮らしていると、毎日が癒しの連続!…ですが、
もちろん“いいことばかり”というわけではありません。
とくにお手入れの面では、意外と手がかかる部分も。
毛のお手入れは欠かせない
マルポメの毛質は、マルチーズ寄りのサラサラ長毛タイプだったり、
ポメラニアン寄りのもふもふ系だったりと、どちらにしてもブラッシングは必須。
放っておくとすぐに毛玉になってしまうので、
週に数回〜毎日こまめにとかしてあげるのが理想的です。
🐶「毛がすぐ伸びるので、定期的なトリミングも欠かせません…!」
特に顔まわりや足先などは、少し伸びただけでも汚れがつきやすくなるので注意。
見た目の可愛さをキープするためには、やっぱり手間がかかります。
トリミング代もバカにならない!?
個体差はあるものの、月1〜2回のトリミングが必要な子も多く、
そのたびに数千円以上の出費がかかることも。
「こんなに頻繁に美容院に行くなんて、知らなかった!」
なんて声も、飼い始めたあとにちらほら聞こえてくるあるあるです。
とはいえ、定期的なお手入れタイムはマルポメとのスキンシップの時間でもあります。
もふもふの毛をブラッシングしているとき、「気持ちよさそうな顔」をしてくれると、
こちらまでなんだか癒されてしまいますね。
甘えん坊で寂しがり屋な一面もあります
マルポメの魅力といえば、やっぱり人懐っこくて甘えん坊な性格。
いつも誰かのそばにいたがるその姿は、見ているだけでほんわかした気持ちになります。
🐶「在宅ワーク中も、ずっと横にぴたっとくっついてきます(笑)」
飼い主の行動に敏感で、移動すれば一緒に移動、
座れば足元にちょこん…といった“ついて歩く系”のかわいさを発揮する子も多いです。
でも実は、ひとりぼっちがちょっと苦手
そんな甘えん坊な性格の裏返しで、
マルポメは「さみしがり屋」な子が多いのも特徴です。
飼い主が出かけるときに不安そうな顔をしたり、
お留守番中にクンクン鳴いてしまう子も。
とくに、飼い始めたばかりの頃は、
「ひとりになること」に慣れていない場合が多く、少しずつの練習が大切です。
留守番トレーニングは早めが安心
ひとりの時間に少しずつ慣れてもらうためには、
短時間の「ミニ留守番」から始めてみましょう。
- 最初は数分間、別室で過ごしてもらう
- 戻ったときに大げさにかまいすぎない(落ち着いて接する)
- 安心できるクレートやブランケットを用意する
こうした小さな積み重ねが、マルポメの自信と安心感につながっていきます。
「甘えん坊でかわいいけれど、依存させすぎない」
このバランスを意識しながら付き合っていくのが、マルポメとの暮らしをもっと心地よくしてくれるコツです。

リボンくんも初めはお留守番が少し苦手でしたが、
今ではすっかり慣れました。
見守りカメラで確認すると、ぐっすり寝ていますよ。
性格の個体差が大きいのも、ミックス犬の魅力!
マルポメは、マルチーズとポメラニアンのミックス犬。
そのため、見た目だけでなく性格も、どちらに寄っているかによって大きく変わってきます。
🐶「うちの子はめちゃくちゃ活発で、毎日部屋中を大爆走!」
🐶「逆に、うちのマルポメは超スロー。おもちゃにもまったく無反応(笑)」
同じ“マルポメ”という呼び名でも、
お迎えしてみるとまるで違う性格に驚く…というのは、マルポメあるある。
予測が難しいからこそ、育てる楽しさがある
ミックス犬は、両親のどちらの気質が強く出るかは成長してみないとわからない部分が多いです。
お迎え時は「おっとり系かな?」と思っていた子が、成犬になると超ハイテンションに変貌するなんてことも。
逆に、見た目がポメ寄りなのに、性格はマルチーズそのもののように穏やかだったり――。
一緒に暮らしてみないとわからない“変化と発見”も、マルポメならではの面白さです。
「正解」はないからこそ、大切なのは“うちの子らしさ”
しつけ本やネットの情報と、うちの子の反応が違っても大丈夫。
ミックス犬は「個性のかたまり」。
「うちの子はこういう子なんだ」と受け止めてあげる気持ちが大切です。
最初は戸惑うこともあるかもしれませんが、
時間をかけて向き合えば向き合うほど、世界にひとつだけの“うちのマルポメ”になっていきます。

これからマルポメを迎えたい方へ
マルポメと暮らすには、もちろん覚悟も必要です。
でも、それ以上に、愛しさが毎日返ってくるんです。
マルポメとの暮らしは、ただの“ペットとの生活”ではありません。
気づけば家族の中心にいて、ふとした瞬間に笑顔をくれる、
そんなかけがえのない存在になっていきます。
「完璧じゃなくていい」「一緒に歩んでいける関係に」
初めて犬を飼う方にとっては、
「ちゃんと育てられるかな」「失敗したらどうしよう」と不安に思うこともあるかもしれません。
でも、マルポメと過ごしていくうちに、
“完璧じゃなくても大丈夫”ということに気づかされます。
「最初は慣れなくても、少しずつ距離が近づいていく」
「しつけが思い通りにいかなくても、“うちの子らしさ”がわかってくる」
「こっちのリズムに合わせるより、“マルポメのペース”で過ごすと、気持ちがふっと楽になる」
そんなふうに、一緒に“暮らし方”を見つけていく感覚が、マルポメとの日々にはあります。
マルポメは、
とびきり甘えん坊で、ちょっぴり繊細で、でも底抜けに愛らしい。
そして何より、“あなたにとっての家族”になろうとしてくれる存在です。
「マルポメと暮らしてみたいな」
そう思ってこのページを読んでくれているあなたに、
どうか素敵な出会いが訪れますように。
実際の飼い主エピソード|我が家のマルポメ「リボンくん」
この記事では、
私たちの飼っているマルポメ【リボンくん】のケースを紹介します。
これからマルポメを迎えようと考えている方の参考になれば幸いです。
マルポメを迎えた理由
私たちが一緒に犬を飼うのは初めてです。
何気なく入ったペットショップで、偶然出会ったのがマルチーズとポメラニアンのミックス犬(マルポメ)でした。
こなにかわいい犬を見たことがない!
私たちはマルポメに一目惚れ!
初めて会った日は抱っこさせてもらってペットショップを後にしたのですが、家に帰ってからもあのマルポメが忘れられません。
どうしても忘れることができずに、もう一度ペットショップに行きました。
二度目の訪問で、もしまだあのマルポメがいたら連れて帰ろう。
私たちの想いが届いたのか、ペットショップには尻尾を振っているあの子がいたのです!
その日のうちに飼うことを決め、急いでグッズを揃え、連れて帰ってきました。

リボンくんのプロフィールにしているこの写真。
初めてうちに来た時の写真なんです🐾
いつかは犬を飼いたいなと思っていたのですが、正直なところ、マルポメに対する知識はほとんどありませんでした。
しかし、初めて会ってから二度目に会うまでの間、色々と調べていくうちに、私たちの生活に向いているのではないかと感じ始めていました。
- 小型犬だが、小さすぎない
- 抜け毛が比較的少ない(はず)
- 室内飼いしやすい
- 性格が穏やかと言われている
- 何といっても見た目が好み
あれこれ考えていると、東京都内のマンションに住んでいる私たちにピッタリだと思いました。
実際に暮らしてみて良かった点
① 生活リズムが整った
リボンくんを迎えてから、
- 朝起きる時間
- 散歩の時間
- 夜寝る時間
が自然と決まるようになりました。
結果として、
以前より規則正しい生活になったと感じています。
② 家で過ごす時間が増えた
外出中心だった休日も、
リボンくんと過ごす時間を優先するようになりました。
特別なことをするわけではありませんが、
家で過ごす時間が増え、落ち着いた生活になりました。
実際に困った点
① 毎日のケアが必要
マルポメは被毛がふわふわしているため、
ブラッシングはほぼ毎日必要です。
もちろん短く毛をカットすれば、ブラッシングの回数は減らせると思います。
我が家のマルポメは毛玉ができやすく、定期的なトリミングも欠かせません。

今のリボンくん
実はこんなに毛が伸びると思っていなかったんです…
でも今は、このふわふわがたまらなくかわいいです
② 外出時の調整が必要
旅行や長時間の外出をする際は、
- ペットホテル
- 預け先
を事前に考える必要があります。
以前のように、
急に予定を入れることは難しくなりました。
③ 甘えん坊な性格
リボンくんは比較的甘えん坊で、
飼い主が動くと後をついてくることが多いです。
在宅作業中でも、そばに来て構ってほしそうにする場面があります。
物音にも敏感で、ちょっと大きな音がするとワンワン吠えています。
私たちから見たマルポメの特徴
私たちが実際にマルポメを飼って感じている点として、
- 表情や行動で状態が分かりやすい
- 飼い主の行動パターンを覚えるのが早い
- 環境に慣れるのが比較的早い
- 他の犬にもあまり怯えず、人間にも人懐っこい
といった特徴があります。
特に、【生活リズムや習慣を覚えるのは早い】と感じています。
一方、
- 物音などに対しては、やや神経質
- 散歩やご飯の時間などのリズムを崩すと不機嫌になる
という特徴もあります。
もちろん、我が家のマルポメがそうであるだけで、他のマルポメすべてに当てはまるわけではありませんが、
マルチーズとポメラニアンの特徴を考えると、あながち我が家のマルポメが特殊であるとも思えません。
やはり、飼いやすい犬種ではないかと思います。
マルポメは飼い犬として現実的か?
我が家では、
- 日常的なケアができる
- 元々ペット可のマンションだった
- 外出や旅行を調整できる(あまり行かなくても構わない)
- 職場が家から近い
という条件がそろっていたため、
マルポメとの生活は成り立っています。
一方で、
「手間をかけずに飼いたい」「自由な外出を優先したい」
という場合は、事前によく検討する必要があります。

まとめ|マルポメは“共に生きる”家族です
マルポメとの暮らしは、
思っていた以上に手がかかる瞬間もあるかもしれません。
毛のお手入れ、留守番の心配、性格の個体差――
「こんなはずじゃなかった」と思うことも、正直ゼロではないでしょう。
でも、それをすべて包み込むような、
「この子と出会えてよかった」と思える瞬間が、確実に日々訪れるのもまた事実です。
私たちが感じるマルポメという存在は、単なる“ペット”ではなく、
一緒に暮らし、時間を重ね、心を通わせていく“家族”だということ。
「飼う」というより、「共に生きていく」――
そんな言葉が、ぴったりの存在なのです。
これからマルポメを迎えようと思っている方にとって、
このページが、少しでも背中を押すきっかけや安心材料になれば幸いです。
あなたと、未来のマルポメとの暮らしが、
あたたかく、やさしい日々でありますように。



